バタ弁の実力
『ユーティリティしか使えない』
もう、その常識は変わっています。
バタフライ弁の活用事例1
リアクタ切替弁
バタフライ弁の活用事例2
緊急遮断弁
バタフライ弁の活用事例3
原油揚荷配管用弁

 採用事例

リアクタ切替弁

ゲート弁 バタフライ弁

選定ポイント

高頻度作動に対する耐久性 配管作業のしやすさ シール部のメンテナンス性 優れた締め切り性能
  • 高頻度で作動するためメンテナンスを頻繁に行うプラントでは、バルブにも高い耐久性が求められます。
    三重偏心弁TRITECは、三重偏心構造により摺動が小さいことから耐久性が高く、また、ゲート弁などに比べ配管からの脱着が容易かつシール部のすり合わせが不要であることなど、耐久性とメンテナンス性の両面でユーザーの期待に応えています。

分解炉デコーキング 遮断弁

ボール弁 バタフライ弁

選定ポイント

既設と同面間 高い弁座シール性能 高圧ガス認定
  • 高圧ガス設備の遮断弁には耐久性と閉止性能が求められます。この設備では、ボール弁の弁体への異物の付着が問題となっていました。
    三重偏心弁TRITECのダブルブロック&ブリード仕様は、ひとつのバルブケーシングに2台のバルブ機能が備わっています。 これを、ボール弁1台のスペースに設置することで閉止機能を増やし耐久性を向上させました。さらに、面間寸法を合わせることで配管の改造工事を不要にしました。高圧ガス個別認定品。

主蒸気止め弁・
蒸気加減弁

特殊弁 バタフライ弁

選定ポイント

軽量・コンパクト 設計自由度の高さ 高い弁座シール性能 閉止スピード グローブ弁同等の制御機能 メンテナンスの容易さ
  • 蒸気タービンの主蒸気止め弁には緊急時の素早い動作と閉止性能が求められます。 また、加減弁にはグローブ弁のような制御性能が求められます。
    これに対して、三重偏心弁TRITECの弁座シール性能、及びロータリーコントロール弁DTMの制御性能が評価され、蒸気タービンの付属品として標準採用されました。 また、バタフライ弁の特徴である『軽薄短小(軽い・薄い・短い・小さい)』を活かし省スペース化も実現しました。

緊急遮断弁

ゲート弁 バタフライ弁

選定ポイント

優れた締め切り性能 弁動作が速い シール部のメンテナンス性 軽量・コンパクト
  • この燃料ガスラインではゲート弁が使用されていましたが、スラッジの噛み込みによりリークが発生、またメンテナンスにも手間がかかっていました。
    これに対し、三重偏心弁TRITECは90度回転による緊急遮断弁としての機能、および三重偏心構造による閉止性能が評価され採用されました。また、ゲート弁に比べ大きさも小さくなり、メンテナンス時に配管からの脱着が容易になったと好評をいただきました。
ゲート弁・グローブ弁・ボール弁からバタフライ弁への置換えについて

バタフライ弁は、ゲート弁・ボール弁・グローブ弁に比べ面間が短く、置き換える為には短管を繋げることが必須と 考えられがちです。 しかし実際には下記のように他の方法による置換えも行われています。

バタフライ弁は薄い

置換えには短管が必要=漏れ箇所が増える!?

短管は不要。既存面間に2つのパターンで置換えができます

ゲート弁やボール弁などと同じ面間寸法でバルブを製作することができます。
ひとつのバルブケーシングに2台のバルブ機能を持たせることもできます。

ゲート弁やグローブ弁の弁体とシートは面で接触します。クサビ状の弁体が上下に動き操作トルクを面圧に変えることでシールしますが、三重偏心構造のバタフライ弁は90度回転でありながらゲート弁やグローブ弁同様、クサビ状の弁体がシートと面で接触し操作トルクを面圧に変えるトルクシール構造によりシール性を高めます。

バタフライ弁(三重偏心弁)

弁棒が上下動するゲート弁やグローブ弁の場合、弁棒に付着した異物がグランドパッキンを損傷させ外部リークにつながる可能性があります。それに対しバタフライ弁は、90度回転で開閉させるため摺動が少なく異物を噛み込みにくい構造であり外部リークに対し高いシール性能を保ちます。

ゲート弁・グローブ弁

バタフライ弁

バタフライ弁にとって、シートリングと弁体は最も重要な部品です。当社の三重偏心弁TRITECは、シートリング(ボディーシート)と弁体のシール部分(ディスクシール)が消耗部品として交換可能な構造となっており、ゲート弁のような肉盛加工や摺り合せ作業の必要がありません。

ボディーシートとディスクシールは ボルト止め構造のため、ボルトを 取り外すことにより交換可能です。

全体構造

シール部品

『軽薄短小』が特徴のバタフライ弁だからこそ、様々な特殊対応が可能となっています。
面間寸法はゲート弁やボール弁に合わせたまま、ひとつのバルブケーシングに2台のバルブ機能備えた『ダブルブロック&ブリード仕様』、バルブ本体を温めて流体の固着を防ぐ『スチームジャケット仕様』など製作可能ですので、ご相談ください。

ダブルブロック&ブリード仕様

本体にスチームを流す流路を備えています。
スチームを流すことにより本体部を保温することが可能となります。

スチームジャケット仕様

国内・国外問わず、バタフライ弁への置換えが進んでいます

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