TG-S <3K/3U>

TG-S型アクチュエータは、各種ロータリ弁の制御に最適な単作動型の空気圧式アクチュエータです。主にバルブサイズが、250mm以上の中大口径弁の操作に使用できます。動作原理は、操作空気圧により、シリンダー室内のピストンが押され、ピンとアームを介して出力軸が回転します。操作空気圧が失われるとスプリングの力によりピストンが押され、バルブが反転します。

空気圧式アクチュエータ TG-S <3K/3U>
空気圧式アクチュエータ TG-S <3K/3U>
トルク 【TG-10S】
260N・m
【TG-12S】
600N・m
【TG-14S】
1250N・m
【TG-20S】
3250N・m
使用圧力 0.4~0.7MPa
※ Tritecにお使いの場合で、0.5MPa以上の操作空気圧力でご使用の場合は、ご注文前に弊社までお問い合わせください。
耐圧 1MPa
ポート径Rc 【TG-10S】【TG-12S】【TG-14S】
Rc3/8
【TG-20S】
Rc1/2
周囲温度 0~80℃
供給空気温度 0~60℃(供給空気に凍結無きこと)
開閉時間 【TG-10S】
4~20秒
【TG-12S】
6~20秒
【TG-14S】
11~20秒
【TG-20S】
18~40秒
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TG-S <3K/3U> 作動原理

図のようにA1とA2、B1とB2が銅管によって接続されており、ポート0より供給された操作空気はB1とB2に導入されます。ピストン①と②が右側に作動しスプリングを押します。この時推力はピストンロッド上のピンからアームを介して出力軸に左回りの回転力を与え、出力軸は左回転します。A1とA2にある空気はポートSより排気されます。
ポート0の操作空気供給を停止させると、スプリング力によりピストン②が左側に作動します。この時推力はピストンロッド上のピンからアームを介して出力軸に右回りの回転力を与え、出力軸は右回転します。

TG-S <3K/3U> 出力トルク曲線

●本表は3U(スプリングシャット)を示す。3K(スプリングオープン)の場合は回転角度が逆になります。
●実線は空気圧による出力トルク、点線はスプリング力による出力トルクを示します。
●操作圧力0.4MPaの出力トルクを示します。
●操作圧力0.4MPa~0.7MPaの間で使用できます。
●但し、操作圧を0.4MPaより増した場合において、AIRFAIL(スプリング力による)時の出力は変化しません。

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